プラズマクリーナーの原理

始めにプラズマクリーナーの「プラズマ」とは何かといえば、電子が軌道から飛び出した状態(電離)を指しています。

電子が通り抜けてしまった分子(原子)は不安定な状態となるために、ほかの電子を取り込んで安定させようとするわけです。原子の状態には氷などの「個体」や水などの「液体」、水蒸気の「気体」そして水素・酵素プラズマである「プラズマ」という状態が存在します。個体は分子同士ががっちりとくっついたもので、その形で安定していて定まった体積を持っています。液体は分子がくっついたり離れたりを繰り返していて流動的であり、分子間力は残ったまま互いに影響し合って動くのに十分なエネルギーを備えている状態です。気体は分子と原子が自由に飛び回っていて、それぞれが遠く離れて高速で移動しています。

そしてプラズマは原子の拘束を受けずに自由電子が発生し、そのため導体電子が高まり強い電磁場を持つようになるのです。反応性の高いプラズマ分子や電子は通常では得られない特異な化学反応を起こし、有機物の除去や薄膜形成などを可能にします。プラズマクリーナーはプラズマの持つ高い反応を応用することで、表面改質と洗浄効果を持ちます。プラズマクリーナーの原理としては、表面改質ではステンレスやガラスの基板にプラズマを照射するとプラズマの電離された分子が表面に修飾されて、水の塗れ性が向上します。洗浄効果については基盤に付着した有機物へプラズマを照射すると、プラズマの中の活性分子と反応して気化し、洗浄剤なしで有機物を除去出来るのです。

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