相続登記の義務化は所有者不明土地をなくすため

土地の名義変更の主な流れ

土地を相続したり売買によって手に入れた時には、名義変更を行う必要があります。売却した場合も同様であり、手続きを行わなければなりません。何らかの手続きが必要だと分かっていても実際に経験することは多くはありませんので、どのように動いたら良いのかが分からずに戸惑うことも多いようです。これから手続きを行う可能性がある場合には事前に主な流れを押さえておき、実際に動かなければならない時に迷わないように基礎知識を身につけることが大切です。

万が一手続きを怠れば、相続したり売買しても登記簿は元の所有者のままになります。具体的な手続きですが、該当する土地の最寄りにある法務局に出向いて登録申請書を取得し、名義変更に必要な書類を準備します。申請書を作成して署名・捺印したら法務局に行って申請書と添付書類を提出するというのが大まかな流れです。この手順通りに進めると、書類に不備がなければ土地の名義変更手続きが行われて、登記完了証をもらえます。

登記の変更手続きを行う時に必要な書類には戸籍謄本や印鑑証明があり、取得にそれぞれ数百円程度がかかりますので、費用がかかることを覚えておくことも重要です。名義変更の理由と土地の固定試算表額に応じて申請時に登録免許税を納める必要もあり、このような手続きにもお金がかかることが分かります。登録免許税は事前に必要額を調べた上で収入印紙を購入し、申請書類に添付する形で納税する形になっています。

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