相続登記の義務化は所有者不明土地をなくすため

土地の名義変更はどんな時に必要なのでしょうか

土地の名義変更は、どのような場合に必要なのでしょうか。まず土地を相続した場合、相続登記により名義を変更しなければなりません。この場合は自分でもできますが、司法書士や弁護士に依頼してやってもらうこともできます。それから土地を売ったとか買ったという場合、贈与された場合ももちろん手続きが必要になります。

それから夫婦が離婚をした場合、財産分与で土地をもらうというケースもあります。離婚した妻の方に親権があり、子供と一緒に住むために、夫の名義である自宅を分与してほしいと言った場合は、名義変更をしなければなりません。名義変更は主にこの4つの種類があり、どのような目的かによって必要書類や登録免許税の額が異なります。売買によるものは不動産の売買契約書が必要ですし、相続によるものであれば、遺産分割協議書などを準備しなければならないケースもあります。

登録免許税率は売買や贈与、離婚による名義変更なら原則2パーセントで、相続の場合は0.4パーセントです。もし軽減税率が適用されると、売買時の税率が1.5パーセントに下がるので注意が必要です。司法書士や弁護士に土地の名義変更を依頼した場合、費用は最低でも5万円ほどかかると考えましょう。もちろんこれは事務所によって異なるので、まず事務所に連絡を取って、見積もりを出してもらうといいでしょう。

プロに依頼すると費用も発生しますが、自分で慣れない手続きをするよりもはるかに確実で、しかも自分で書類を取得する手間も省けます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です