土地や建物などの不動産を相続により取得した場合に問題となるのが相続登記で、これは不動産登記法に従って行うことになるのでこの法律に詳しくないと上手く手続きできないこともあります。無理をして手続きを間違えてしまうと後で厄介なことに巻き込まれる可能性もあるので、よくわからない場合には何とかしようとせずに司法書士のようなその道のプロに相談をすることが大切です。相続登記は相続を原因とする所有権移転を行うことになり必要な書類を揃えなければなりませんが、例えば被相続人の戸籍の除票や相続人の戸籍謄本、住民票の写しなどです。これらは役所に言えば直ぐに揃えてくれて値段もそれほどかからないので金銭的に負担に感じることもありませんし、時間もかからないのでスムーズに事を進めることができます。
その他にも登録免許税が必要となりこれは不動産の価格に1000分の4を掛けた額で、さらには司法書士に対して報酬を支払わなければならないので少し大変です。ただ相続登記を行わないと後から不動産を取得した善意の第三者に対抗することができなくなるので、土地や建物などを相続により取得した場合にはできるだけ早く登記を行い後顧の憂いを断つ努力をすることが重要です。このように相続登記を行うのはとても意味のあることで少しお金がかかっても行う必要がありますし、わからないことがあったら司法書士のような専門家に相談に乗ってもらえば良いので不安に感じることは一切ないです。