相続登記を司法書士に依頼するのであれば、相続に強い事務所を選ぶようにしましょう。選ぶ際のポイントとしては、自分が行いたい手続きに対応可能かどうかです。一般的に対応可能な手続きは、ホームページで確認することができます。どれくらいの費用がかかるかを、明確に提示しているかどうかを確認することも大切です。
例えば、不動産の名義変更は、司法書士の報酬以外に税金がかかってしまうので、思っていた金額より高くなってしまう傾向です。報酬の目安をホームページに掲載している司法書士事務所も多いので、それらをよく確認してから、相続登記の依頼をするようにしましょう。司法書士と自分の相性が良いかどうかも、選ぶ際のポイントになります。相続登記を行う際には、親しい人にもあまり話さないような家庭の事情を伝える必要があるので、話しやすそうな人を選ぶようにしましょう。
自身の経歴や特徴などをホームページページに掲載している事務所もあるので、それらを参考にするのが最適です。相続登記を司法書士に依頼する場合、その報酬は地域や背景によってそれぞれ異なります。したがって必ずしも次にいうケースにすべて宛てはなるわけではありませんが、例えば親が亡くなって、不動産登記を行わなければならない場合、特段の事情がなければ10万円以内に報酬が収まるケースが多いです。相続人の調査や、預貯金の解約などを依頼する遺産業務整理の場合は、遺産の1％が報酬になることが多い傾向です。